千里浜の廃旅館 静○荘その2

内部は破壊工作が際立っていました。



ガラス割れまくりの玄関から入って真っ先に見た光景です。
ロビーの椅子が無様に転がっていて、更には、この旅館のパンフレットが大量に散らばっていました。








もちろん、パンフレットは回収しました。この旅館の現役だったころの貴重な写真です。
パンフレットで見る現役時代の静○荘








ロビーです。破壊されまくっています。
残されたソファーが哀愁を漂わせています。








この旅館のフロント(チャチな造りです)の横には、温風ヒーターが朽ち果てていました。









フロント内部です。荒らされていました。
そこにあった帳簿を見てみると、昭和57年から昭和59年までの記録がありました。
他には、領収書や経営者の名刺、更には銀行の預金通帳(経営者のものか?)までもが出てきました。








奥に進んで行きます。
この廊下は一見石張りに見えますが実はビニールクロスというチープな造りでした。
何故か畳が置かれていました。









奥に進んだんですが、そこは何も無いがらんどうでした。
おそらく、改装工事の途中で頓挫したのではないかと思われます。
しかし、窓から見える景色はいい感じでした。








同じ場所の反対側です。哀しきかな低脳な連中による馬鹿な落書きがありました。
しかし、写真左端の「魂との共在」と書かれて不可解な模様が書かれていたのには驚きました。
何か怪しい儀式でも行われたのか?









さて、2階に上がりましてすぐの所です。
洗面台がありました。ちなみに、トイレのドアはサッシごとはつり取られていました。







その奥にはトイレがありました。
すげえ破壊具合です。しかし、DQNの破壊ではなくて、改修工事に伴うはつりの途中の状態でした。








2階、客室部分です。ここも、はつり取られてがらんどうになっていました。
しかし、廊下部分の床が健在で往事を偲ばせてくれます。割れた窓から見える海の景色はなかなかでした。
何故か、小便器が転がっていました。








さて、一度外へ出て、裏のシャッターから内部に入りました。
案の定、内部にはゴミが大量に投棄されていました。









内部には、襖などの建具も残されていました。
手前に見える子供用の自転車が何気に哀愁を漂わせてくれます。








廃旅館S荘を後にしました。






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