石川県某所の火葬場

石川県のとある郡部(具体的な場所は勘弁してください)の共同斎場です。数年前、新築の立派な斎場が建てられたんですが、
その横にひっそりと旧斎場が残されていました。周りを盛り土・生垣で完全に取り囲まれていてなにやら異常な雰囲気が漂っていました。
何故か取り壊されずに残されているのが謎です。


潜入例の少ないと思われる火葬場への取材レポートをご覧下さい。



新築の斎場の隣に、周りを盛り土と生垣に完全に取り囲まれてひっそりと旧斎場が残されていました。
見てはいけないような物を見てしまったような感じです。








とりあえず生垣を掻き分けて、玄関に到着しました。保存状況は良さそうです。当然扉は開きませんでした。








玄関の横手です。庇(ひさし)の形が特徴的です。








分かりにくいですが、煙突です。斎場にしてはやたら低い煙突です。
場所が海沿いで周囲に人家が全く無いという環境だからこれでいいのではないかと思われます。








外壁です。なかなか凝った意匠が施してあります。









さて、内部に潜入する事に成功しました。こちらは玄関の内部です。荒らされた形跡は見られませんでした。








シャンデリアも綺麗に残されていました。








祭壇です。花がドライフラワーと化していました。焼香台もありましたが粗末なものでした。








棺桶を載せる台車でしょうか?
その上に乗っているのは造花なんですが異常なほどにに生々しく感じました。








メインである釜の投入口です。これが無ければ火葬場とは言えません。保存状況は最高です。








ローソクもどきの電灯もありました。








釜投入口のアップです。流石に、この扉を開こうとは思いませんでした。








釜の裏側です。滅多に見ることの無い火葬用の機械が並んでいます。








これは何の機械なんでしょうかねぇ?何故か煉瓦が沢山置かれていました。








やはり熱くなる為か、扇風機が設置してありました。現役時代はフル稼働だったんでしょう。








機械室の片隅には事務用机と古めかしいテレビが置かれていました。
こんな暑い場所でテレビを見てくつろげないと思うのですが・・・・・









その横の壁にはこんなポスターが貼られていました。地元印刷工場の寄贈品です。








最後に、玄関側の外観を撮りました。ご覧のように完全に生垣に取り囲まれていました。
どうしても取り壊す事ができないようないわく因縁でもあるのでしょうか。
流石にドキュンも荒らしに来る事がないため、保存状況が非常に良く廃墟的にはいまいちでしたが如何でしたでしょうか?
これからも、このままの状態で残ってくれる事を願います。




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